今更ポンポさん感想

久々のアニメ感想シリーズ、けど時間ないので昔とったメモからほぼ殴り書きで
てか映画の感想はfilmarksとかだとやりやすさやらSNSっぽい機能やら的に良いと聞いたばっかだけど、とりあえずUI慣れてるこっちに

 

 

総評っぽいの

・作品作り(特に映画)作りの苦悩

・映画鑑賞時の自分の人生とのフラッシュバックについての共感を求める演出の迫力

ジーンの成長(ユーザー目線onlyからクリエイターへ)

・様々な場面がスピーディで無駄が一切ない、見ていて休憩になる箇所がないともいえる、それが気持ちよい

・話自体が前向きなだけでなく、物語を前に進めるエネルギーを感じさせるスピーディな演出の素晴らしさ

 

この辺が惚れ込んだとこなのかな

 

 

一言でいうと夢に向かってまっすぐというか

なんかでガルパンみたいな完全な娯楽作品ときいた上で見に行ったけど大分違うなぁと

心理描写の巧みさ技巧的な脚本からそう感じる

↑具体的なのが思い浮かばない、直感

 

全体の話でいうと時間短縮というかスムーズな場面転換の演出が上手い
また、最初の方はジーンと女優の視点があれこれ変わったり時間巻き戻したりとかするけど前の描写でストーリー上何が起こってたか初見でもわかりやすく引き込まれた、あと純粋に絵としてあの演出は楽しい

長い映画は嫌いというポンポさんの話はジャンルにおけるオタクとそれ以外のユーザー目線の違いへの落とし込みの苦悩の話という側面があると感じた、確か

 

で、劇中劇の撮り終わった後のシーンで面白かったとこ殴り書き

 

劇中劇をカットするシーン(演奏→会話のとこ)
元のカットしてないものはテレビドラマっぼまいリズム、その後のカットしたやつは映画っぽいリズムに感じた

 

劇中劇の動きと実際の動き、視点、セリフが重なっていくとこの流れに迫力があった

銀行マンの同級生がやる気出すとこもよかった

 

葛藤して苦しんで完成に持っていく主人公の真っ直ぐさ、銀行マンの失意から本当にやりたいこと見つけて頑張ってるシーンは見てるこちらも気持ちよい

 

総じて前向きな雰囲気から見てるこっちも気持ちが引き込まれて見終わった後にほんの少しだけ気持ちが前向きになれるような作品と感じる

 

この気持ち良さはスタッフ制作会社全然違うけど劇場版のSHIROBAKOに通じる
見終わった後の気持ちがそっくりだなと

 

なんか映画好きには響くセリフがありそうだなと思った、直感ですが

 

それと最後のセリフ
登場人物側の心理にフォーカスするならジーンくんのポンポさんへの思いとかそういうのかもだけど、どっちかというとメタ的にきっと作ってる側も狙ったんだろうなぁとか色んな思惑想像すると楽しいニヤつく
映画は長くてもえぇ!(ゆたぽん風)とか言ってたジーン君があのような境地に至ったというのはそれまで消費者視点しか持っていなかったのから制作側視点を完全に持った、クリエイターとしての成長(なんかこの言葉はちょっと違う気がするけど)を象徴的に・言外の表現をしてて良いなと思った